【いい子】って、誰にとって【いい子】なんでしょう。
親や指導者、先生にとっていい子である必要はあるでしょうか。
我が家の長男(写真は当時2歳)
幼稚園で「嵐を呼ぶ男」という素晴らしい名前を頂いてます。
確か、隣町の春日部にもそんなネーミングを持つ5歳児がいた様な。。
そんな長男は
前例にないこと、興味があることに夢中になります。
誰もやってこなかったようなことを突然やります。
屋根の上に登ったり。年長さんと同じ部屋に居座ったり(当時、彼は年少)。
そして、視野広いんです。
このくらいの時期はクラスのみんなのペースに合わせられない子もいます。
そんな子をすぐに気付きサポートするのが息子だと、担任の先生に教えていただきました。
チャレンジ精神旺盛です。
「木がある。登ってみたい」
と、思ったのでしょう。
周りの子達が登っている登り方を見様見真似をしながら登ります。
落ちたらどうするのか??死ぬ以外はかすり傷です。
親が木の根の近くにスタンバイして、万が一危険だと判断したらそっと手を差し伸べれば良いんです。
落ちるときにどんな落ち方をすれば痛くないのか、知ることも必要です。
転び方は理屈じゃなく体験で学ぶものだから。
親はスマホを見たり、お喋りに夢中にならないようにだけ気をつけていれば問題なし。
本当に周りの人に愛情たっぷり頂いて育ってます。
ご近所でも幼稚園でも、沢山の方に愛情を注いで頂きながら彼は毎日成長してます。
「今日は犬の散歩しているおじいちゃんに『こんにちは』って言ったら『こんにちは』って言ってもらえたよ」
『幼稚園で何やったの?』って聞くと「お父さん、当ててみてっ♫」って嬉しそうに話します。
夏休み中でも、「幼稚園早く行きたいなぁ。○○ちゃんや○○先生に会いたいなぁ」って言っています。
子供達の「〜だけど好き」という気持ちを大切にしてあげたいですよね。
それが彼らの自己肯定感を高めることでもあるし、「愛」だと髙野は考えています。
「おやつを貰えるから」とか「お小遣いアップするから」という
「〜だから好き」
は、餌をぶらさげた状態の外発的動機と言われます。
その餌がなくなると子供達は途端に継続しなくなります。
『〜だけど好き』って、最強なんです。
最強の内発的動機なんです。
子供にとってお絵描きや木登り、自転車遊びって誰に褒められるわけでもなく、やりますよね。
そう言った動機となるきっかけを与えることが出来るのも親であると考えます。
真夏の暑い時間帯、突然外に行こうと言い始め、近所の土手まで散歩にいくことに。
これも本人にとって『暑いから汗かくけど外で遊ぶのが好き』という内発的動機。
チームで活動する際にもコーチや年上、上手い選手の指示だけを守る選手がいい子でしょうか?
もし、常に顔色ばかりを気にして言いたいことも言えず
目の前の評価ばかりを追いかけていたらきっとチームにも居たくなくなるし
その活動自体も嫌になってしまうかもしれません。
大好きだったその競技への気持ちが薄れてしまっては悲しすぎます。
だから、言ってあげてください。
いい子である必要はないんだよ、と。
他人の評価は気にしなくて良いんだよ、と。
本当に好きなことをして生きて良いんです。
すごく走るけど好きなんだから。
負けることあるけど好きなんだから。
朝早く起きるけど好きなんだから。
自分らしく生きる為に。
子供にも自分にも言い聞かせていきましょう。
__________________________________________________________________
自分らしく生きるコンサルタントをしています。
チームへの講習会やセミナー、個人セッションなどのご依頼も受け付けています。
トレーナーとしても経験や知識を活かした怪我のしない身体作りや動きやすい身体作り、自分自身の個人事業の経験などから得られた仕事との向き合い方や考え方、時間の使い方などのアドバイスを行なっています。
自分らしく生きることは、自分に正直になれ、自分の気持ちに素直になる事から始まります。
セッションのお申し込みやお問い合わせはこちらからどうぞ。
また、トレーナーやインストラクターとなって社会人1年目〜5年目を対象にした技術系の勉強会も開催してます。
情報などはこちらのページからアクセスしてください。
公式twitter→ID:hirojuillet
公式Instagram→ID:hiro_takajapan
公式Facebook→ID:https://www.facebook.com/hiroyuki.takano2